高校生と中学生の遠距離恋愛は厳しい?
突然の転校や高校進学で遠距離恋愛になる中学生、高校生はどのように付き合ったらいいでしょうか。
中学生ならアルバイトができませんから、会いに行くことは、現実的にかなり難しくなります。
そもそも、1人で遠くへ出かけることも、外泊も親御さんが許可しないのが普通でしょう。
中学生、高校生で付き合う場合、近距離ならば両親に内緒でもなんとかなるかもしれませんが、遠距離恋愛となると、そうはいきません。
デートをするにも、自由に家を出られるわけではないのです。
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そんなときどうすればいい?
毎日のように電話やビデオ通話するとなれば、友達と言い続けるのは無理が出てきます。
かといって、正直に話しても中学生と高校生では遠距離恋愛を理解して応援するというのも、親の心情としては複雑です。
それは、中学生や高校生で将来の約束をすることが考えにくいからです。そのときの感情だけで続けられるほど、
遠距離恋愛は易しいことではありません。
遠くにいる彼女・彼氏よりも近くにいる同級生に目移りしてしまう、距離が離れて気持ちも離れてしまうのは、大人はもちろん、中学生や高校生でも自然なことです。
若さゆえに、想定外の妊娠をしてしまったり傷ついたりしてしまうことがないとは言い切れません。そうしたリスクから子供を守らなければいけないと思う親の気持ちを考えられるでしょうか。
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中学生のスマホ所有率は2014年時点で4割
10時以降はLINEの使用が制限されるなど、スマホに関するトラブルが多いのが実情です。
遠距離恋愛では電話とメールが手放せませんが、やはり中学生、高校生でスマホやケータイのトラブルが増えている現在、
制限を設けないで使わせることは難しいのです。
年齢が若いほど、相手のことを考えられずに何通もメールしたり長電話したり、寂しさに耐えられないことが、
遠距離恋愛を難しくさせる要因だと思います。
親からの理解が必要になる
デートも親の許可がなければ嘘をつくことになります。
そのためには、やはりお互いの両親にきちんと挨拶をするなど誠意を見せなくては理解も応援も得られません。
親御さん同士にも会ってもらうなど、お互いに安心感をもってもらうことが必要です。
ただ、危険な付き合いにならない限り、好きな人がいる、と親御さんに話すこと自体は親子関係にはいいことだと思います。
自分たちの気持ちだけでなく、両親をはじめとする周りのサポートがことに重要になるのが、学生同士の遠距離恋愛だと思います。
一方、気持ちさえあれば距離なんて関係ない!と思えてしまうのが、若い人の発想です。
電話とメールだけでもつながっていると感じられる、会うことの物理的な難しさを乗り越えようとする気持ちは、人を成長させてくれるものです。