ネットが発達している現代では、ネット恋愛になることも決して珍しいことではありません。
お互い顔も見たことはないが恋人になっている……などということもあるでしょう。
ここでは、そのような顔を知らないネット恋愛におけるあれこれをご紹介します。
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恋人がいるという既成事実がほしい
長年恋人がいない状態になると、恋人がいるという状態がうらやましくなります。
恋人がいるという既成事実をとりあえず欲するようになるのです。
そして、ネットのSNSなどで顔もわからない異性とたまたま話が合ったりすると、それで恋人になろうと思ってしまうわけです。
「そんなことが?」と思う方々もいるでしょうが、こんな関係になることも現代では多くあると思われます。
確かに恋人がいると自分に言い聞かせることができるのは、心の安定を保てることにもつながりそうです。
しかし、顔もわからず場合によってはお互い住んでいる場所もわからないような関係であることも多く、非常にもろい関係であるとも言えるでしょう。
よって、すぐ音信不通で破局することもあり、逆に心に傷を負ってしまうかもしれません。
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顔を見られたくない……のに?
それでは、なぜネット恋愛でお互い顔を知らないという事態になるのでしょうか?
自分の容姿に自信がない方々は、ネットで顔写真を見せたくない傾向があります。
それがお互いにそれで納得できるものであれば、顔を知らなくても恋人になれるということになるのです。
しかし、当初はそれでお互い満足していても、やはり人間なので、後々に気が変わって顔写真といった容姿を見たくなることも多いはずです。
また、恋人だから気心が知れたと思い込んで、自分自身も相手に顔写真をついつい見せてしまうことになりがちでしょう。
これが大きな落とし穴です。
顔がわからない恋人というのは、自分の理想の異性にイメージを重ねてしまうものなのです。
自分の容姿のことは棚に上げて、相手には高いハードルを要求してしまいます。
よって、顔写真をお互い見せた瞬間、音信普通になってしまうことも多々あります。
一方がそう思った時点でアウトなので、悲しい現実ですね。
将来的には……?
また、その顔も知らないネット恋愛でお互い満足したとして、その後どうなるのでしょうか?
お互いずっと顔も知らないままで結婚までいくのは、かなりのレアケースでしょう。
現状がたとえ満足できるものであっても、その将来を考えた場合ちょっと不安になりそうです。
しかも、音信不通になればいつでも破局するような関係なため、なおさらでしょう。
ネット恋愛で、次のステージに進みたいと思ったら、顔写真の交換などどうしても個人情報の問題にぶつかってしまいます。
それが嫌ならば、いつ終わってもおかしくないことを覚悟しなければならないことも多いと考えられます。