遠距離恋愛を経てついに結婚に至ったが、別居婚を選択するというケースもあるようです。
なぜ結婚しても別居のまま?と思われる方々も多いかもしれませんね。
ここでは、そうしなくてはならない事情や背景などをご紹介します。
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どうしても同棲できない
遠距離恋愛を経て結婚をしようとなっても、どうしても同棲できない事情というものがあります。
その事情もいろいろと考えられますが、多いのは仕事の問題ではないでしょうか?
というのも、遠距離恋愛をやめて結婚して夫婦どちらかの家に住むことになった場合、基本的に家を退去した一方は仕事を退職しなければならないと思われます。
しかし、女性の社会進出も著しい現代です、なかなか簡単に仕事を退職できないことも多いでしょう。
思い切って退職しても、新天地で求職するのも簡単ではないはずです。
これ以外にも、親の介護、住み慣れた土地を離れられないなど同棲できない事情はあります。
そんな状況でも結婚したいときに、別居婚を選択するというわけです。
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結婚しなければならない事情がある
遠距離恋愛のまま、この先お互い結婚しないでもかまわないと考えているカップルも多いかもしれません。
しかし、そんなカップルでもあえて別居婚を選択するパターンがあります。
それは、法的に結婚しなければならない事情があるからではないでしょうか?
日本の法律では、法的な婚姻状態であるならば、相続、扶養控除、生活費の請求などが可能です。
そのため、特に一方が子持ちで金銭的負担が多い場合に別居婚をするメリットがあると思われます。
ちなみに、法律といえば、民法第752条に「夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない」とありますが、別居婚はこれに抵触するのでしょうか?
現実として単身赴任などの例もあり、これは夫婦お互い同意の上の別居ならば、特に問題はないと解釈されているようです。
お互いのライフスタイルの維持のため
遠距離恋愛を長く続けていると、カップルそれぞれに自分のライフスタイルが確立されていることでしょう。
よって、同棲してそれを崩したくないと考えているカップルもいます。
簡単に言えば、常に一緒に暮らしたくはないという考えですね。
つまり、「結婚するならばこの人しかいない、でも基本は一人がいい」と別居婚を選択するような感じです。
遠距離恋愛を長く続けられるということは、お互いの意思が通じあっている何よりの証拠なので、これも自然と言えばそう言えることでしょう。
しかも多種多様な結婚スタイルが見られる現代です、このような考えで結婚するのも珍しくはないかもしれませんね。